体にしっかりとタンパク質を補給したいというときには、食卓にゆで卵を用意する方も多いのではないでしょうか。以前から卵は非常に重要なタンパク源であると言われていますので、その恩恵を得ようとする人は積極的にゆで卵を食べることがあるんです。しかし、ここで一つの疑問が浮かびませんか?それはゆで卵の白身と黄身のどっちがタンパク質なのか?という疑問です。言われてみれば、この部分はかなり気になりますよね。そのため、ゆで卵の白身と黄身の実際について少し触れてみたいと思います。
ゆで卵を分解してみると、綺麗に白身と黄身に分けることができます。そのため、この二つの栄養素は見た目からしても大きく違うということが理解できるでしょう。ではその栄養素の内訳をご紹介すると、白身のタンパク質は約4g、黄身は約3g。そう、実はゆで卵のタンパク質は白身にも黄身にも両方含まれているのです。しかし、注目していただきたいのは白身のタンパク質が黄身のタンパク質よりもやや多く含まれているという点だと言えます。これが何を意味しているのかというと、より効率よくタンパク質を摂取したいと思っているのであれば、白身を摂取した方が良いということです。
さらに他の栄養素についても触れてみたいと思います。白身の方には脂質がほぼ含まれていないにもかかわらず、黄身の方には脂質が約6gも含まれています。そのため、黄身は体に脂肪をつけてしまうリスクがあると考えられるでしょう。このことからも、やはり豊富でヘルシーなタンパク源としては白身の方が優れていることが分かると思います。
ただ、黄身にはタンパク質吸収を円滑にしてくれるビタミンが多く含まれていることから、体重増加を気にするボクサーのような人でなければできる限りゆで卵の白身と黄身は両方食べた方がいいと思います。そうすればしっかりと、体の中にゆで卵のタンパク質を取り入れることができるでしょう。
タンパク質と同様、BCAAも大切です。
→BCAAの摂り方