人は加齢・老化が進んでくると、身体のいたるところの組織・細胞で「アルギニン」の働きが低下したり、「アルギニン」が減ってきます。これが身体内部の各器官の働きを衰えさせる事に繋がり、皮膚、筋肉、血管と言った機能が老化して行く事になります。
「アルギニン」には「アンチエイジング機能」なるものがあるいわれています。「アンチエイジング」とは、年齢が高くなっていくことが原因で起る老化を抑制することによって、老化の進行を遅らせたり、若返りといった働きを活発化させるなど身体の老化を改善することをいいます。
こうしたことから老化を防ぐ為には「アルギニン」を補充して、組織・細胞の働きを助け、強化して病気を予防したり改善したりする事が必要になります。
よく「血管年齢」という言葉がありますが、血管は本来、血液が通る通路として、体内に酸素や栄養を送り届けるという役割があります。しかし、加齢とともに血管が古くなってくると、その役割を果たせなくなってきます。また、もう一つの役割でもある血管に溜まった老廃物も排出されにくくなります。
こうした症状に対しても「アルギニン」には血管を広げ、血流をよくする働きがありますので、この「アルギニン」の働きにより血管が本来の機能を取り戻すことができるようになります。
ところで「アルギニン」は、老化によって起るさまざまな病気の大きな原因の一つといわれている「糖化」、すなわち「糖」と「たんぱく質」が結びついてできる「物質」の生成を強力に抑える作用もあります。
いずれにしても上手に「アルギニン」を摂取して身体全体の働きを活性化させることが、老化の予防に大きく役立つことになります。
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