「テストステロン」という単語を聞いたことはあるでしょうか。正直、あまり聞いたことがないと思います。そんなテストステロンが何かと言うと、男性ホルモンのひとつなのです。このテストステロン、実は脂質と重要な関係があって、テストステロン値を上げるためには脂質由来のエネルギーを積極的に摂取する必要があるのです。脂質を摂取する=テストステロン値の上昇が見込まれるということになり、筋トレやダイエットをするにあたって効果的です。
脂質を摂るのにダイエットに効果があるの?と思うかもしれませんが、脂肪と脂質を同列に語ってはいけません。もちろん脂質を摂取しすぎることは良くないのですが、脂質を効果的に摂取してテストステロン値を上昇させると体脂肪減少の効果が見込まれます。男性は女性より体脂肪が少ない傾向がありますが、これは男性ホルモンによるものであって、そしてテストステロンは男性ホルモンのひとつです。つまりテストステロン値が高ければ高いほど男性的なホルモンバランスになり、脂肪の減少が見込めるわけですね。もちろん、だからといってイタズラに上昇させればいいというわけでもありません。ただ、もともとテストステロンは女性は分泌されにくいものですので、意識的に上昇させるくらいでちょうどいい(むしろ足りない)と捉えることもできます。テストステロンは筋肉の発達にも効果がありますから、筋トレと組み合わせることで筋力増強を図り、それと同時に脂肪の減少を促して、筋力の向上による基礎代謝アップがダイエットにも繋がっていきます。
男性ホルモンのひとつであるテストステロンは、ダイエットやシェイプアップをしたい女性こそ意識したいものであると言えるでしょう。
脂肪組織について、こちらの記事で書いているので、読んでみて下さい。
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